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◆ 「やる気のメカニズム」

16歳という最年少記録で世界ランキングのトップに立った、マルチナ・ヒンギス。1994年14歳でプロデビューした後、1997年にはシドニー国際・全豪オープン・東レパンパシフィック等で優勝している。彼女の練習時間は、1週間でわずか5〜6時間程度だったというのだ!大阪大学電気通信大学の石桁正士博士は、ヒンギスの秘密について次の3点をあげている。1.好奇心を育てた(母メラニーは2歳でラケットをにぎらせテニスへの好奇心を育てた)2.目標を与え続けた(4歳のときテニスの大会に出場させて、勝つという目標を理解させた)3. 十分な報酬を与えた(賞品や賞金ではなく、勝利を手放しで喜び無条件に褒めた)この報酬をもっと得たいという思いが大会を制覇する原動力となっていた。やる気がなければヒンギスの偉業は達成できなかったのである。 やる気とは・・好きな科目だと自然と勉強に対して意欲的になるが、嫌いだと義務的になる。人間が行動を起こす時の脳のメカニズムである。元信州大学教授の大木幸介博士によると、欲望が強い人間は積極的に行動し、やる気を起こすホルモンがあるという。 TRH(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン)と呼ばれ、分泌量が多いほど強いやる気が生まれる。義務感による行動は欲望が刺激されないため、分泌されず積極的な行動に出ることはできない。ヒンギスの秘密にあるやる気の3要素がそろえば、我々はTRHを分泌して積極的な行動意欲を生み出すことができる。子供の実験でも、絵をかいて賞状を与えるグループと先生に褒められるグループでは褒められたグループが絵を書き続けることがわかった。褒められる感じは気持ちよさを味わい、脳の中で快楽覚醒物質ドーパミンが分泌される。子供が通知表を渡された時などは、頑張って努力した部分を褒めて次の目標を決めさせ、目標を持たせることが大切で、けなすようなマイナス報酬は決して与えてはならない。運動によってもTRHは分泌することはあるが、やる気を起こすにはきっかけを作る工夫と具体的な目標が必要なのである。 F.E.R.C Research Report - File No.0822 「やる気のメカニズムを解明せよ!」より 1998/02/08  報告 報告者:伊達 徹、和田 栄一

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◆ 「三人のレンガ職人」

 レンガを積んでいる三人の労働者のそばを、ある人が通りかかった。そこでそれぞれ三人に「あなたは何をしているんですか」と声を掛けた。 三人の答は三者三様だった。見るからにやる気の無さそうな人は「私は親方の命令でレンガを積んでいるんです。」ちょっと明るい表情の人は「私はレンガを積んで塀を造っているんです。」もっとイキイキとして仕事をしていた人は、「私はレンガを積んで教会を造っているんです。」  これはアメリカの有名な経営学者ピーター・ドラッガー教授の話である。ドラッカー教授が言わんとしているのは、第一の人は命令でただ働く職工であり、第二の人は塀を造る専門の職工であり、第三の人は何を造るためにレンガ積みをしているかを知っている人であり、それぞれの答え方に仕事の意義をどのように理解しているかの違いを説明したものである。  同じ働くにしても、仕事そのものの意義をどう考えるかで、仕事への収り組みが違うことを見事に表現している。仕事の意義をしっかりつかんで働く人間こそが、イキイキと仕事をするのだということは、とりもなおさず、仕事のやり方の工夫と無関係ではないということにもなる。

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◆ 「やる気の体形」

人間は2本足で立って生活するようになってから頭脳が発達したといわれています。 その反面、四つんばいの時は力学的に安定していたのに、2本足で立った状態では力学的に極めて不安定になってしまいました。 極めて不安定なため、ひずみやすくなり、ほとんどの人が大なり小なり、力学的にひずんでいるといわれています。体ひずみが大きくなると、やる気がなくなってきます。さらにひずみがひどくなると、健康上の問題が起きてきます。人はがっかりした時、腰の力が抜け、猫背になり、あごが前に出て、両足の親指の力が抜けて小指側に力がかかっています。逆に、"やったるわい!"と思った時には、胸を張り、あごを引き、腰に力が入って、尻が後ろに引かれ、肛門が閉まり、足の親指に力が入っています。 こうした体形は、自然に腎愈や志室を刺激しています。体形と心は密接な関係があり、体系が崩れていればやる気がでないわけです。 出尻鳩胸体形を意識している時はいいのですが、ひずみの大きい人は、気がつくと足の指の力が抜け、腰の力が抜け、猫背であごの出た体形になってしまうものです。だからやる気も持続できません。ヤル木梨さんもまさにそういう人でした。それでは、無意識でもやる気の出る体形になるにはどうしたらよいのでしょう? 体形を支えているのは――つまり骨を支えているのは、筋肉ですから、筋肉を鍛えなくてはなりません。筋肉は自力本願のやり方でなくては強くなりません。そこで原崎博士が提唱するのが、ひずみ修正体操、柔軟化体操、強化体操です。「医者いらずの教え」(第9号 08/08/2001)

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◆ 「やる気を起こす14ヶ条」

(1) ヨコの比較よりタテの比較 他人と比べるより、過去の自分と比べて進歩を確認
(2) マイ手巻き寿司・お好み焼 職人の寿司も悪くないが、自分が作った寿司が最高
(3) 言い訳するなら、反省無用 言い訳は嫌い意識・苦手意識を助長するから逆効果
(4) 小さな成功談を語らしめよ 成功の再確認とプラスコメントで自信と意欲が倍増
(5) カッコ良さ願望を活用せよ 立派な中身を入れる器作りから始めるものと割切る
(6) 手を叩いても、心は叩くな おいたした手は悪いけれども、おいたした心は伸ばす
(7) モラルよりプライドを重視 モラルは他律的自分、プライドは自律的自分である
(8) 変ではないが変ってるもの 大同小異は退屈、小同大異は不安、中同中異が興味
(9) マイウエイを歌う有森裕子 自分のやり方、自分の成果に、自分からのゴホウビ
(10) 教えるよりも質問をさせる 疑問・質問で関心・自己関与が高まりやる気が湧く
(11) 成果と共に経過を評価せよ やれたことも大事だが、やってる自分を褒めてやる
(12) 10年前と10年後を考える 伸びてきた自分に自信、延びたい自分に希望を持つ
(13) あれもこれもより一点絞り 自分なりに拘る小さな一点に自慢・誇りを持たせる
(14) 小さな成功実績を評価せよ その必然性を論理的に説明・評価して意識付けする

ヤルデア研究所 伊東義高


ヤルデア研究所 伊東先生の
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