屋上防水改修について
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適切な時期に防水改修を
屋上防水の一般的な寿命
雨漏りと肝炎
なにもしないとどうなるのか?
そもそも防水とは一体、何?
防水改修方法
防水層種類の選択
餅は餅屋 防水はひかり
ひかり流緊急補修のスタンス
各種防水工法比較及び部位適用表
適切な時期に防水改修を
屋上防水は、直射日光・風雨・雪・霜などの過酷な環境下にあり、その寿命は、一般
に建物躯体に比較し短く、建物の寿命以内に何度かの改修が必要です。防水の寿命は、メンテナンス状況や環境条件などにより変わりますが、一般的には以下のような寿命といわれています。適切な時期に改修を行う必要があります。
屋上防水の一般的な寿命
防水仕様 一般的な寿命
露出防水(コンクリートなどの保護層なし)10〜20年
保護防水(コンクリートなどの保護層あり)25〜35年
建設省の「マンションの修繕積立金算出マニュアル」に掲載されている計画修繕周期表によると、外部金物(鉄製)は4年、屋上露出アスファルト防水は12年、給水管取替は16年となっています。
雨漏りと肝炎
気づいた時にはすでに建物に大きなダメージを与えている、資産価値維持の最大の敵「漏水」。それは人に例えれば、沈黙の臓器「肝臓」の病気のようなものです。その効果的な治療のためには、初期の段階で異常を発見する専門医の定期的なケアが必要不可欠です。
マンション漏水事故の通常のケースでは、被害にあった時点で初めて、防水に不具合があることに気づくわけですが、実際にはその時点よりずっと前に防水層に異変を生じている事例がその大半を占めています。
従来は対処療法的な考えで、(漏水発生→漏水を止める)という対応がとられてきたのですが、その最大の問題点は、漏水の発生によってマンションの建物自身を構成するコンクリートがダメージを受けてしまうことです。水の浸食はコンクリートの寿命を短命化させる最大の要因であり、マンションの劣化と改修のサイクルを大きく狂わせ、その資産価値の維持にとっての天敵といえます。さらに、漏水事故の発生は、直接家財への被害や設備への被害を引き起こします。つまり、建物の資産価値・住環境を守るためには、(異常発見→漏水を未然に防ぐ)という対応が必要不可欠なのです。
漏水すれば、不愉快な思いをしたり財産の損失になるばかりでなく、躯体の寿命を縮めます。定期的に点検を行い、漏水が生じる前の適切な時期に診断を受けられることをお勧めします。
なにもしないとどうなるのか?
一般的に鉄筋コンクリートの強度は鉄筋とコンクリートの組み合わせで保たれています。漏水により鉄筋が錆びると体積が増えてコンクリートを押し出してしまい、コンクリートが落ちます。
従って「鉄筋を錆びから守る」ことが延命のポイントとなります。錆びの原因は水と空気ですので、鉄をカバーしているコンクリートのひびや水の浸入経路となる屋上防水を定期的にメンテしないと確実に寿命が短くなり資産価値は下がります。
鉄筋の弱点はさびやすいことと曲がりやすいこと。これを補っているのがコンクリートです。圧縮する力に強いコンクリートは、鉄筋の曲がりをガードします。逆に引っ張られる力に弱いコンクリートを鉄筋が補強します。しかも鉄筋の酸化(錆び)を、アルカリ性であるコンクリートが防ぐという関係もあります。ただし、この強力なコンビも、年月が経つとコンクリートがひび割れ、鉄筋がさびて弱まってきます。「老朽化」とは、本来安全に維持すべき耐用年数=(建物を構成する個々の材料固有の性質を、安全に維持できる期間)内に、適切な管理を施さなかったために、その材料の交換が簡単には行えなくなったり、あるいは他の材料に悪影響を与え、その回復には多大な費用を要する状況を指します。その結果、維持管理不能に陥り、ついにはその建物の寿命が尽きることになります。この状態になると、おそらく補強等の費用が建て替え費用を上回ることになるかも知れません
そもそも防水とは一体、何?
防水の目的
RC(鉄筋コンクリート構造物)、RC(鉄骨鉄筋コンクリート構造)、S(鉄骨構造物)などの構造では、屋上面の漏水のおそれがあるために防水工が必要です。ほとんどの建物では、コンクリートを屋上に用いていますが、コンクリートは打設後に0.02%程度の初期硬化収縮による微小クラックが発生し、その後、建物の動きや温度変化等によって微小クラックが成長し、構造クラックが発生することが知られています。コンクリート面にクラックが発生するとコンクリートの劣化・老化を速めると同時に漏水を発生させます。このため、収縮量の少ないコンクリートによるコンクリート防水といった工法もありますが、一般的には防水工を施します。
このように、防水工は、コンクリート構造物の建物と室内環境を守る目的で必要とされています。
防水層の要件
防水工によって、設けられた防水を防水層といいます。防水層の期待寿命は、建物の期待寿命と同じはずです。建物の期待寿命が明確に設計書の要件として記述されていることはめったにないことですが、RC構造物では、50年程度であろうと考えられます。(保証と期待寿命とは全く異なるものですのでご注意ください)勿論、通常10年間の保障期間(住宅であれば保証の有無に関係なく10年間の瑕疵担保期間があります)の後にも、適切な補修が必要となりますが、はじめから耐久性に優れた防水工法を選定することが重要です。また、屋上を利用する場合には、内装材である壁紙やじゅうたんのように、使いやすさや美観が求められますが、逆に、使うことによって、磨り減りや汚れを生じることから、比較的頻繁にメンテが必要になると理解してください。(通常の保障期間が10年であることは変わりません)
防水改修方法
改修方法には、撤去方式とかぶせ方式があります。改修方法としては、既存の劣化状況などによる制限がありますが、かぶせ方式が優れています。
※『かぶせ工法』と『撤去工法』
『撤去工法』
騒音・振動・産業廃棄物(撤去材)の発生やコスト高・工期など、多くの問題を抱えており、既存防水層の劣化状況が著しく、採用せざるを得ない場合のみの工法です。
『かぶせ工法』
部分的に既存防水層の劣化下地処理を施したのち、新規防水層をかぶせるので、撤去工法のような問題点は発生しません。又、旧防水層に残存する防水能力と新規防水層の新たな防水能力により、防水性能がより一段と向上することとなります。
(長所)
・騒音、振動が少ない
・廃棄物の発生が少ない
・コストが比較的かからない
・施工期間が短い
・施工中の雨養生が簡易又は不用
(短所)
・荷重、旧防水の種類により新規防水が制限される
・既存の劣化が著しい場合、不可
※屋上防水材料は非常に多くの種類がありますが、屋上防水改修は、それらの防水材料の選択とともに、既存の諸状況をしっかり把握し、適切な下地処理を施す事と、細かな部位の収まりへの繊細な対応が重要となります
防水層種類の選択
コンクリート建築物の主な防水の種類には、1)アスファルト防水、2)シート防水、3)塗膜防水、などがあります。(建築学会仕様JASS8)
@アスファルト防水
アスファルト防水は、油紙のように水をはじくアスファルトをフェルトにしみ込ませたシート状のアスファルトルーフィングを溶融アスファルトで3〜5枚張り重ねた防水で、最も信頼性が高く、実績も1番多い工法です。防水工事用「アスファルト」と、「ルーフィング」(アスファルトを含浸させた紙や布をシート状に加工したもの)を現場で積層させて、しっかりとした厚い防水皮膜を作り上げます。接着剤ともなる「アスファルト」にも防水性能があること/何度も貼り重ねるので施工中のミスが起こりにくいこと/熱くなると柔らかくなり、冷たくなると硬くなる、という性質で、下地コンクリート躯体の動きやクラックに追従すること、などの特長があります。施工中の煙や臭いの問題が指摘されることもあります。RC造(コンクリート造)、SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)などの建物によく使われます。また、防水層の上に押えのコンクリートを打設する「保護工法」に適しているのはアスファルト防水だけです。熱工法、冷工法(常温工法)、冷熱工法、トーチ工法などのさまざまな施工方法があります。
溶融アスファルト工事の際に発生する臭気や煙は周辺住民の生活環境を脅かしかねないことから、溶融アスファルトを用いないでプロパンガスバーナーでアスファルトシート表面を直接溶融して貼り付けるトーチ工法が比較的新しい工法として誕生しています。こちらは、シート防水の仲間に分類されています。
Aシート防水
シート防水は、厚さ1.2mm〜2.5mm程度のシート状に加工した合成ゴムやプラスチックを用いた防水シートで、建物の屋上を覆う防水です。シート防水は約30年の歴史を持つ防水ですが、建物も近代的な構造やデザインに変化してきたように、シート防水は材質や施工方法の両面で進化してきました。代表的なシート防水には、ゴムシートを用いた防水と塩化ビニル(PVC)シートを用いた防水があります。ゴムシートは加硫ゴムとも呼ばれているもので、ゴム弾性(引っ張ると伸び、放すと元に戻る性質)があるので、伸縮性に富んでいます。このため、動きのあるALCなどの鉄骨構造屋根の防水に適しています。また、EPDMゴムはゴムや樹脂の中で、最も耐候性に優れています。塩化ビニルシートによる防水は、シート相互の接合が溶着(溶剤でシート表面を溶かして接合する方法)や熱融着(熱風溶接機でシート表面を解かして接合する方法)が可能であり、施工性に優れたシート防水です。シートとシートは重ねて、熱や溶剤で溶かして一体化させますが、この重ね部分(ラップ部)のわずかな口空きも漏水に繋がるので、施工には細心の注意が必要です。S造(鉄骨造)でALCパネルを使って建てるビルや住宅などの屋上によく使われます。ほとんどのシート防水工法は、上に押えコンクリートを打設することは不可です。
B塗膜防水
塗膜防水は、液状の防水剤を塗ったり吹き付けたりすることによって防水皮膜を作る工法です。液状なので、狭い場所や設備基礎回りなどの施工がやりやすいという長所があります。しかし、液体は水平に広がってゆく性質があるので、下地の凸凹によって均一な厚みにならず、薄い部分が弱点となってしまいます。そこで、シート状の補助材料を使って厚みの確保と下地の動きに対応できるような工法上の工夫が必要となります。また、表面(最上層)のトップコートの定期的な塗り替えが必要です。施工性の良さから、改修工事によく採用されます。また、ボート等で知られているFRP(繊維補強プラスチック)を用いた防水も塗膜防水のひとつです。
餅は餅屋 防水はひかり
小社ひかり化成は 学校、庁舎、集合住宅における小規模で緊急性の高い雨漏り補修からあらゆる建物や土木構造物の大規模な計画修繕における防水改修工事を得意としています。特に技術があり実績のある工法は、改質アスファルト防水、塩ビ又は加硫シート防水、シーリング打替、ウレタンゴム又はゴムアスファルト塗膜防水、FRPライニング、エポキシ樹脂やスラリーの注入、炭素繊維補強、防食ライニング、樹脂成形断面復旧、防滑床シート貼及びそれらの附帯工事です。雨漏りや外壁のモルタル等の剥落に関する緊急補修工法には独自の考え方と技術を有しています。また改修計画における現況の劣化調査や最適工法の設計のサポートも自社製品に固執するメーカが行うよりも職人的防水屋のほうが改修素材に偏りが無いということで官公庁の設計者に定評があります。大阪府下の主な実績はまず下請として@屋上防水改修では「大阪府庁本館」「農林会館」「泉北府民センター」他 A外壁改修では「大阪府商工会館」、「旭高等学校」、「西成高等学校」、「金岡HI団地」等がある。またよく定番として「府営住宅の空きや修繕の浴室FRP防水替」「地下鉄のゴムアス防水やエポキシ塗床」を継続的に請負っている。 また元請としての官公庁実績は堺市の「美木多中学校」、「晴美台中学校」、「若松台小学校」等があり民間では地元マンションの管理組合等多数あります。くわしくはホームページ をご覧下さい。
ひかり流緊急補修のスタンス
雨漏り補修とモルタルの剥落補修は小社としての考え方、取組み方の基本は「取敢えず、現在建物使用の上で、支障の有る問題を直ぐに、仮に仮設で解消します。その上で軽率な結論を出して何度も補修を繰り返すようなロスをさける為に、じっくり腰を据えて多角的に劣化原因を現地各種試験等にて調査し、最適な補修工法を採択する手法を取っています。
| 防水名 | 加硫ゴム系シート防水 | ウレタン防水 | FRP塗膜防水 | 熱アスファルト防水 | ゴムアス(改質アスファルト)防水 | 塩化ビニル樹脂系シート防水 | 非加硫ゴム系シート防水 | |||||
| 密着工法 | 機械的固定工法 | 熱工法 | 常温工法 | トーチ工法 | 密着工法 | 機械的固定工法 | ||||||
| 材料及工法 | 合成ゴム(EPDM)を主原料とした、シート状防水材を用いた工法である。工法には大別して、接着剤で貼り付ける密着工法と機械的固定工法が有る。 | 主剤と硬化剤を混練して、常温で反応させ、塗布してゆく防水工法である。 | 液状軟質ポリエステル樹脂に硬化剤と促進剤を添加し混練し、ガラス繊維を組み合わせた防水工法である。 | アスファルトを溶融釜で加熱溶融し、アスファルトルーフィングを積層していく工法である。 | アスファルトに合成ゴムあるいは合成樹脂を添付して、アスファルトの性質を改良したシート状の防水材を用いた工法で、熱工法・常温工法・トーチ工法がある。 | 塩化ビニル樹脂または塩化ビニル共重合体を主原料とし、これに可塑剤・安定剤・充填剤・着色剤等を混合したシート状の防水材で、単体のものと繊維や基布で補強されたシート状の防水材を用いた工法である。 | 合成ゴム(ブチルゴムが主成分)系のシート状の防水材で接着剤を用いて貼り付けていく工法である。 | |||||
| 材料の性能 | 耐候性・耐熱性・耐水性に優れている。 | 左記の性能に加え、寸法安定性や引裂性能に優れる。 | 不定形(液状)防水である。素材として伸び、強度ともに優れる。 | 繊維+不定形防水となる。ポリエステル樹脂を用いるので、大変強度が強い。 | アスファルトは低温でもろく、高温で柔らかくなる性質がある。熱アスファルトとルーフィングが一体化するので防水性が良い。 | アスファルトに熱可塑性樹脂(ポリプロピレン又はスチレンブタジエン等)を混合して、アスファルトの欠点である低温及び高温特性を改質した物である。工場にてシートを製造するため、素材や厚さが均一である。 | 意匠性に優れている。(製品に着色してある。)工場にてシートを製造するため、素材や厚さが均一である。可塑剤が飛散するため、経時後、硬化しやすい。 | 工場にてシートを製造するため、素材や厚さが均一である。接着性、施工性に優れる。耐候性・耐熱性に劣る。 | ||||
| 工場にてシートを製造するため、素材や厚さが均一である。 | 低温時には、シートが硬く、施工能率がおちる。 | |||||||||||
| 工法の概要 | 下地にプライマーを処理し、接着剤にてシートを貼り付ける。通常、黒色シートを用いるのでペイントを塗布して仕上げる。 | 下地にシートを固定金具を用いて固定し貼り付けていく。黒色シートを用いるのでペイントを塗布して仕上げる。 | 2液を混合し、塗布する。垂直面では不織布やガラス繊維を入れる。塗布後、反応により硬化造膜し強度が発生する。 | 軟質ポリエステル樹脂に硬化剤を加えて混合し、ガラス繊維を入れて塗布する。硬化後強度が発生する。 | 溶融アスファルトを用いて、2〜4枚のルーフィングを千鳥貼りにて積層する。 | 加熱溶融した熱アスファルトによりシートを下地に貼り付ける。 | 粘着層付ルーフィングあるいは常温で液状のアスファルトを用いてルーフィング類を2枚程度下地に積層する。 | トーチバーナーを用いて、ルーフィング1〜2枚の表層を直接あぶって溶融しながら下地に貼り付ける。 | 下地に接着剤にてシートを貼り付ける。 | 下地に固定金具を用いてシートを固定し、貼り付けていく。 | 下地にプライマー処理し、接着剤にてシートを貼り付ける。 | |
| (総厚 1.0〜3.2mm) | (総厚 2.5mm) | (総厚 2.0〜5.0mm) | (総厚 3.0〜5.0mm) | (総厚 5.0〜10.0mm) | (総厚 1.0〜4.0mm) | (総厚 1.0〜4.0mm) | (総厚 3.0〜8.0mm) | (総厚 1.3〜2.5mm) | (総厚 1.3〜2.5mm) | (総厚 1.5〜2.0mm) | ||
| 施工性 | シート重量が軽く、最も施工能率が良い。 | シート重量が軽く、施工能率が良い。下地処理が少なくてすむため、工期が短くなる。 | 加硫ゴム系シート防水に比較して、全面に鏝・刷毛等で塗布するので施工能率は良いとは言えないが、役物等の処理は容易にできる。 | シート防水に比較して、全面刷毛・ローラー等で塗布するので施工能率は良いとは言えないが、役物等の処理は容易にできる。 | 溶融釜の管理が必要。数枚のルーフィングを貼り付けるので時間を要する。 | 溶融釜の管理が必要。作業能率は良い。 | シート重量が少々重いが、作業能率は良い。 | トーチバーナーを必要とするが、施工能率は良い。2枚シートを貼る場合には、2倍の時間を要する。 | シート重量も軽く、施工能率が良い。 | シート重量も軽く、施工能率が良い。 | ||
| 経済性 | 材料(シート)・施工費とも安価である。 | 密着工法に比べて高価である。(下地処理の有無により、密着工法より安価になる場合もある。) | 加硫ゴム系シート防水に比較して高価である。 | 加硫ゴム系シート防水に比較して高価である。 | ルーフィングが複数枚になるので、材料・施工費は高価である。 | 材料・施工費とも安価である。 | 材料・施工費とも安価である。 | シートが複数枚となると、材料・施工費は高価である。 | 加硫ゴム系シート防水に比較して高価である。 | 密着工法に比べ高価である。(下地処理の有無により、密着工法より安価になる場合がある。) | 材料(シート)・施工費とも安価である。 | |
| 施工部位 | 柔軟性に優れ、下地追従性に優れているため、振動の大きく動きの大きい屋根やパネル下地屋根には最適である。 | 下地と固定金具で固定するため、膨れが生じやすい下地に最適である。 | シームレスで防水性が良いため、学校屋上など歩行屋根に最適である。下地との接着性が良いため、動きの大きい屋根やパネル下地には不向きである。 | 強度が強いため、屋上駐車場やベランダに最適である。柔軟性に乏しいので、動きの大きい屋根やパネル下地には不向きである | ルーフィングを重ね貼りするので、動きの大きい屋根やパネル下地屋根には、特に低温でもろいので好ましくない。 | 熱アスとシートが一体化するので、比較的防水性は良いが、動きの大きい屋根やパネル下地屋根には不向きである。 | 耐久性や耐寒性については加硫ゴム系シート防水に劣るが、接合部のシールがよく、押さえ防水には適している。 | 接合部のシール性が不十分になることがあるので、2層防水にすると良い。但し、2層防水とすると作業性は悪い。 | 柔軟性に乏しいため、動きの大きい屋根やパネル下地屋根には不向きである。 | 接合部のシールが良く、押さえ防水には適している。 | ||
| 日常歩行 | 露出で一部可。(軽歩行) | 露出の場合、歩行不可。 | 露出の場合、歩行不可。 | 歩行可。 | 露出の場合、歩行不可。 | 露出の場合、歩行不可。 | 露出の場合、歩行不可。 | 露出の場合、歩行不可。 | 歩行可。 | 軽歩行可。 | 露出の場合、歩行不可。 | |
| 物性 | 強度 | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○〜◎ | × | ||||
| 伸び率 | ◎ | ○ | △ | × | △ | △ | ◎ | |||||
| 耐候性 | ◎ | ○ | ◎ | △ | ○ | ○ | △ | |||||
| 耐熱性 | ○ | ○ | ◎ | △ | △ | △〜○ | △ | |||||
| 耐寒性 | ○ | ○ | △ | △ | △ | △ | ◎ | |||||
| 耐薬品性 | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | △ | |||||
| 耐摩耗性 | △〜○ | ○ | ◎ | △〜○ | △〜○ | ○ | × | |||||
| 下地追従性 | ◎ | ○ | △ | △ | ○ | △ | △ | |||||
| 平滑性 | △ | ◎ | ◎ | △ | △ | △ | △ | |||||
| まとめ | 軽量で施工性が良い。シートは耐久性にすぐれ、柔軟性に富むので大型建築物やパネル下地に適している。また、断熱工法や軽歩行仕様等、各種仕様がある。実績が多い。 | 軽量で施工性がに優れている。シートは耐久性に優れ、柔軟性に富むため、大型建築物やパネル下地に適している。また、下地処理が少なくてすむため、改修に適している。 | 塗膜防水でシームレスであり、防水性がよい。実績も増えているが、屋上を利用しない露出防水ではコスト高となる。 屋上を利用する仕様に向いている。 | 塗膜防水でシームレスであり、防水性が良い。実績も増えているが、屋上を利用しない露出防水ではコスト高となる。駐車場や耐薬品性が要求される仕様に向いている。 | 重ね貼りをするので防水性が良く、実績も多いが、 低温でもろく下地の動きに弱いため大型建築やパネル下地には不向きである。 | 防水性が良いが、低温でもろく、下地の動きに弱いため、大型建築物やパネル下地には不向きである。 | 低温でのもろさは、熱アスに比較して改善されているが、パネル下地には不適である。 | 低温でのもろさは、熱アスに比較して改善されているが、パネル下地には不適である。 | 可塑剤の飛散による収縮があり、パネル下地には適さない。また、低温時には硬くなるため、施工性に劣る。機械的固定法は、下地処理が少なく、改修に向いている。 | 耐候性・耐熱性等が劣るため、露出防水には不向きである。 | ||